OpenVPNのインストール

OpenWrtで２種類のOpenVPNをインストール可能です。その2種類とは、openvpn-opensslと openvpn-mbedtlsです。

この2つは基本機能は同じですが、openssl版は汎用性が高いです。その代わりサイズが大きく、1MBの容量が必要です。 一方、mbedtls版のサイズは三分の一しかないので、Flashが少ないルーターでは断然openvpn-mbedtlsがお勧めです。

一、OpenVPNをインストール

1. 管理画面のメニューから、System ⇒ Softwareの順に開き、Softwareの設定画面を開く。

2. 「Software」の設定画面で、「Actions」の項のUpdate listsボタンをクリック。

3. リストの更新が完了してから、「Software」の設定画面で、Filterの項目に「openvpn-mbedtls」を入力する。

4. リストに表示されたopenvpn-mbedtlsの右のinstallボタンをクリックすると、パッケージの確認画面が表示される。左下の「Overwrite files from other package(s)」のチェックを入れて、右下のinstallボタンをクリックすると、インストールが始まる。

5. 下記の画面が表示されたら、「openvpn-mbedtls」パッケージのインストール成功となる。

6. 管理画面でopenvpnを設定したい場合は、引き続きOpenVPNのWeb操作画面のパッケージ(luci-app-openvpn)をインストールする必要がある。

二、OpenVPNのWeb操作画面をインストール

1. リストの更新が完了してから、「Software」の設定画面で、Filterの項目に「luci-app-openvpn」を入力する。

2. リストに表示されたluci-app-openvpnの右のinstallボタンをクリックすると、パッケージの確認画面が表示される。左下の「Overwrite files from other package(s)」にチェックを入れて、右下のinstallボタンをクリックすると、インストールが始まる。

3. 下記の画面が表示されたら、「luci-app-openvpn」パッケージのインストール成功となる。

4. 管理画面をリロードすると、「VPN」のメニューが表示される。

5. 日本語のOpenVPN Web管理画面が必要であれば、上記のように引き続き「luci-i18n-openvpn-ja」をインストールする。