OpenWrt化したルーターを、違うバージョンのOpenWrtファームウェアに簡単にアップグレードできます。ここではWeb管理画面でのアップグレード方法を紹介します。
一般的にどのバージョンでも、ルーターごとに2つのファームウェアが用意されています。
名前に「factory」があるファイルは出荷状態のファームウェアをOpenWrtに入れ替えるためのもの。
例: openwrt-21.02.1-ramips-mt7620-nexx_wt3020-8m-squashfs-factory.bin
名前に「sysupgrade」があるファイルはOpenWrt化したルーターを更新するためのもの。
例: openwrt-21.02.1-ramips-mt7620-nexx_wt3020-8m-squashfs-sysupgrade.bin
ここでは、OpenWrt化したルーターを更新するので、「openwrt-xxxxxx-squashfs-sysupgrade.bin」を使います。
WT3020Hの場合、下記のページからバージョン21.02.1のファームウェアをダウンロードできます。
https://downloads.openwrt.org/releases/21.02.1/targets/ramips/mt7620/
以下のようにアップグレードします:
System ⇒ Backup / Flash Firmwareの順に開き、「Flash operations」画面を開く。
Flash image...ボタンをクリックする。
Browse…ボタンをクリックする。
Uploadボタンをクリックする。


最終確認画面で現在の設定を保留するかどうかを選択できる。Continueボタンを押すと、ファームウェアの更新が始まる。
※ OpenWrtのバージョンの違いが大きい場合は、設定の保留をお勧めしない。

